白光文字200



白光 2022年12月例会 秀作



秀  作  作  品 画  題






俊雄

  
例会秀作
No.35

霧の跡

3枚組
上/
中/


  
例会秀作
例会秀作
 得点: 18点(講評者点 8点+会員互選点 10点)
 講評: 自然が見せてくれる造形美を 素晴らしい描写で見事に捉えられました。同じ場所で続けて撮られたのでしょうか
     色調が良く揃っていて、「上」「下」の宝石の様な水滴には向こうの景色も写り込んでいます。ただ「中」が他の
     2枚に対して少し異質な感を否めず、蜘蛛の糸を着けたネコジャラシのアップ作品でもあれば それに差し替える事
     で統一感が出ると考えます。
 作者コメント:
     11月武庫川桜並木の朝、霧が明けると草木に着いた蜘蛛の巣が一斉に光り始めます。枯れ葉の着いた蔓、猫じゃらし、
     櫻の枝先など蜘蛛の巣のパターンに変化があり、絶好の被写体になってくれました。





  

神野
早苗

例会秀作
No.45

毛嵐の朝

 得点: 10点(講評者点 2点+会員互選点 8点)
 講評: 係留されている舟の静と 渡し船?の動との対比が面白く、舟と水鳥の曳き波の波紋が 変化を与えています。水面
     の霧に 向こう岸が陰影を付けていて、とても印象深い作品になりました。難しい露出条件ですが、美しい作品です。
     難を言えば、人影が6人見えて 絵柄に対して少々賑やかすぎるように感じる事でしょうか。
 作者コメント:
     12月7日 三田の千丈寺湖の朝7時半、冷え込みで毛嵐が出現していました。その毛嵐に太陽の光が暖かく当たるのを
     写そうと、狙っています。バス釣りのポイントへ渡しの船が移動中で、そのいい位置を考えて作品にしました。もっと
     すごい毛嵐を狙ってみたいと思っています。


森川
幸子

例会秀作
No.23

秋の屏風絵


 得点: 10点(講評者点 6点+会員互選点 4点)
 講評: 派手さは無いのですが 実にしっとりとした色調の好作品で、画題は言い得て妙です。竹の肌が白っぽいのは 若竹では
     無いためでしょう。一寸窮屈に感じるので、もう少し広く撮って居られたら トリミングを見直されては如何でしょうか。
     雨の日の作品も見てみたい絵柄です。
 作者コメント:
     12月上旬、京都の竹の寺地蔵院です。落ち着いた色合いの竹を背景にして、紅葉と南天が色を添えているのが屏風絵の
     ように見えて、撮影しました。光芒をもっと派手に入れたものも撮影しましたが、そちらに目が行ってしまうように思い
     控えめなこの作品を選択しました。





     

小村
明彦

     
例会秀作
No.8

雨の日も

ハジロクロハラ 
   アジサシ

    
 例会秀作
 例会秀作
 得点: 9点(講評者点 4点+会員互選点 5点)
 講評: 素人には珍しさの度合いが計りかねますが、素晴らしい描写で その姿の美しさは良く判ります。バックのボケ 雨粒の様子など、
     大口径単焦点レンズの力を見せ付けられる思いです。なお作者もご承知の事でしょうが、「上」は絵柄・雨の描写とも この3枚組
     には相応しくありません。
 作者コメント:
    台風通過後の石垣島では、沢山の鳥が避難していました。どこにでもクロハラアジサシがいましたが、その中に1羽だけ、もう少し
    黒くてスリムなカッコイイ鳥さんが混じっていました。小雨の中、トラクターが耕す田んぼで 悠々と漂っていました。
                  撮影データ: 600mm f4,1/2000秒 ISO感度2000


小村
明彦

例会秀作
No.7

クリスタルグリーン

(ナナホシ   
  キンカメムシ)

 得点: 9点(講評者点 6点+会員互選点 3点)
 講評: 南方の島独特の種なのでしょうが、そのユニークな彩りと光沢感を伝えるように 良く工夫された構図で撮影されています。
     触角が1本しか無い様に見えますが、もう1本はきっと後ろ側に向いているのでしょうね。
 作者コメント:
     石垣島で亜熱帯の蝶を撮っていると、光にキラキラと輝く綺麗な虫がいました。緑に黄色、赤い差し色と大変お洒落です。
               撮影データ: 400mm*1.4倍テレコン 1/1000秒 f8 ISO感度1000



小村
明彦

例会秀作
No.6

相棒

(アマサギと牛)

 得点: 9点(講評者点 4点+会員互選点 5点)
 講評: 微笑ましく とても暖かい雰囲気の作品で、童話の挿絵のようです。大きな牛さんの 優しい眼が印象的です。
 作者コメント:
     島にはアマサギも南方へ移動の途中に沢山いました。牛とも仲良さそうです。牛の頭と比べて、小さいですね。
               撮影データ: 600mm 1/1600秒 f4.5

  なお 4席は      No.43 西脇頼三さんの「秋日」で、      講評者点6点+互選点2点の  計8点
  また 5席は 5点有り No.13 佐藤威光さんの「小枝に感動」で、   講評者点4点+互選点2点の  計6点
              No.15 佐藤威光さんの「晩秋の公園」で、   講評者点4点+互選点2点の  計6点
              No.30 上西達郎さんの「円窓ファンタジー」で、講評者点4点+互選点2点の  計6点
              No.46 神野早苗さんの「千丈寺湖朝景」で、  講評者点2点+互選点4点の  計6点
              No.47 神野早苗さんの「紅段」で、      講評者点2点+互選点4点の  計6点    でした。




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