白光写友クラブ

白光　２０２０年１２月リモート例会　秀作

順位	作　者	秀　　作　　作　　品	画　題
１席２点	神野早苗		No.8 霧流れ
	得点：１５点（講評者点　５点＋会員互選点　１０点）　講評：　　　・漂う霧に朝焼けの色も加わって、奥行き感のあるスケールの大きな作品になりました。　作者コメント：　　　　１１月、城崎日和山海岸からの朝景。円山川からの川霧が、南風で海へ押し流されていく様は豪快でした。動画なら迫力あるのですが、　　　　写真でその様が撮れたでしょうか。
	平野浩一		No.29 マスクだるま
	得点：１５点（講評者点　８点＋会員互選点　７点）　講評：　　　・時世を捉えた、大変面白い着眼点の好作品です。右上が橋脚に隠されたのは、どうでしょうか。やはり真ん中で撮った方が良かった様に思う　　　　のですが、左へ動けなかったのかも知れませんね。　作者コメント：　　　　明石海峡大橋の橋脚に、マスクをしたダルマが現れました。
２席２点	平野浩一		No.6 月見鴉
	得点：１３点（講評者点７点＋会員互選点６点）　講評：　　　・手前から夕陽の光が有るのでしょうか、紅葉が黒潰れせずに鴉の黒を引き立てています。良い被写体を見つけられました。　作者コメント：　　　　紅葉した桜のてっぺんで、カラスも満月を眺めていました。
	森俊雄		No.31 初　冬
	得点：１３点（講評者点５点＋会員互選点８点）　講評：　　　・落ち着いた色味の美しい作品ですが、彩りをしっかり乗せるために、気持ち１／３EVほど暗めでも良かった様に思えます。小さなサイズの絵で見ると　　　　羽根などの描写が甘く感じられるのですが、原画は大丈夫でしょうか？　作者コメント：　　　　キセキレイが餌を探して水辺を忙しく歩き回っています。ちょうど私の目の前で止まった瞬間を撮りました。石に着いた枯れ葉とセキレイが水鏡に　　　　映っており、ありふれた鳥ですが、水　鳥　枯葉がバランスよく写り、気に入っています。
３席３点	上西達郎		No.1 秋の名残
	得点：１１点（講評者点７点＋会員互選点４点）　講評：　　　・詩情を感じさせる素晴らしい作品です。左からチョロッと出ている小枝？が邪魔なので、これは消した方が良いと思います。　作者コメント：　　　　紅葉の終わる頃に、秋の名残を求めて行った時の一枚です。
	森俊雄		No.14 水浴び場にて（３枚組）


	得点：１１点（講評者点６点＋会員互選点５点）　講評：　　　・３枚ともアイキャッチも入って素晴らしい描写ですが、３枚目の原画に映り込みは無いのでしょうか？もしあれば、これだけの単作品　　　　としても素晴らしいと思います。　作者コメント：　　　　カワセミ（♀）が水浴びをして、その後　足や羽をつくろっているところです。約３時間の撮影中、水浴びに１回　エサ取りに２回、この石に　　　　とまりました。おかげで、足を使わずに作品が出来ました。
	佐藤威光		No.47 夢幻　　　　麒麟が来る
	得点：１１点（講評者点４点＋会員互選点７点）　講評：　　　・No.29 の「マスクだるま」同様、作者の目の付け所の勝ちだと思います。　作者コメント：　　　　夕刻、六甲アイランドよりポートアイランドを望む。
なお４席は No.13 小村明彦さんの「出撃（オオタカ）」（３枚組）で、講評者点４点＋互選点５点の計９点　　また５席は　２点有って　　　　　　　　No.19 上西達郎さんの「マジックアワー」で、　　　　　　講評者点４点＋互選点３点の計７点　　　　　　　　No.21 佐藤威光さんの「赤と黒」で、　　　　　　　　　　講評者点４点＋互選点３点の計７点　　でした。